Ryushin Aizawa Blog

// W O N D E R V E R //

9/11

夏が終わった。
サマーソニックBAYCAMP、海に川に地獄のバドミントンに、今年の夏はいろんなことをした。生涯ベスト夏を進呈したい。おめでとう今年の夏。

さかのぼること約3週間。
8/17は下北沢シェルターでライブだった。
2年ぶりに元WONDERVERドラムの青山とバンドをした。彼はドラムからはすっかり足を洗い、遥か遠くエチオピアにておいしいコーヒー豆を真心込めて作っていたのだが突如帰国、ドラムを最後にもう一度叩きたいと朝の4時にうちに懇願しに来たのだった。ベースには闘志漲るノリくん初登板。みんなの隠れたショタ心をくすぐるベイビーフェイスノリくんの登場にざわめくオーディエンス。エモーショナルさ強めにフレッシュな気持ちで楽しく演奏した。

ライブ終了後青山の車でみんなでびっくりドンキーへ(終電もとっくに終わっているのに過積載により自分が置いていかれると悟った瞬間のギター藤本の顔が脳裏に焼きついている)。何を食べるかより誰と食べるか、とは澤田くんがよく言っていたがその通りである。何億回と食べたはずのバーグが殺人的な旨さだった。過去最高の多幸感に打ちのめされ全員が瀕死だった。びっくりドンキー荻窪店は僕らの貸切。閉店するまでしっぽり余韻を味わい、この素晴らしい夜が終わらなければいいのにとその場の全員が思っていた。青山がコーヒー栽培に飽きたらまた一緒に演奏したい。愛してるぜ青山。

その日のリハ後、茨城の写真家瀬能啓太氏に写真を撮ってもらった。天才。きちんとアー写を撮ってもらいたい。
f:id:aizawa_ryushin:20150911011103j:image

ライブやリハーサルがない間は曲を作りながら、最近忙しくなってスケジュール確保が難しくなってきたAny大森くんと武に代わるリズム隊を見つけるべく、何人ものミュージシャンとリハーサルをしていた。才気迸る2人により極限までハードルが上げられており、サポートメンバー探しは難航している。我こそは、という人がいたら連絡をください。

9/3にはとある媒体のインタビューを3人で受ける。ほとんど僕1人で1時間半好き放題に喋りまくった。引きこもって作曲していた2年間がやっと報われ出したのだと感じる。インタビューアー氏のノートにはぎっしりと質問事項や流れがメモされており、きちんとその人にしかない理由があっての興味関心を持ってもらえていることに感動した。あまりの真摯さに身の引き締まる思い。

9/5はBAYCAMPに出演。
サマーソニックと同じくこちらも一般公募枠での出場だったのだけれども、出演時間がかなり早かったにも関わらずたくさんの人が見にきてくれて安堵した。そして感謝した。
終了後、翌日もライブだということで早めに19時頃会場を後にするが、なんと会場近くにラウンドワン川崎店を発見。バドミントン部が発足するほどに運動中毒のWONDERVERとしてはこれを素通りするわけにはいかず、朝飯前とばかりにスポッチャを3時間キメる。自らの運動神経の良さを再確認。さらにそこから我々は限られた時間を惜しむようになぜかお台場へ向かっていた。夜景を見た。みんなで夜の砂浜を歩いた。さらに東京タワーへも行った。なぜか?わからない。いま考えたって、なぜかなんてきっと誰にもわからない。あした死ぬかも知れないから。
そう、後悔なんてしたくないから。

翌6日、案の定全員バキバキの体で代々木ザーザズーにてライブ。入りが謎に早い。不幸を感じる。全員が前日の自分を呪う。
4年くらいぶりに会った地元の大先輩であるシュリスペイロフのみんなに覚えてもらえていてホッとする。なのにキーボード村上はドラムのブチョーさんのことを野口さんと呼んだ。奈津子、野口さんは、ベースだよ。MCでいじってもらえて感謝する。宮本さんはおじいちゃんみたいになっていた。僕らはとても良いライブをしたように思う。

次のライブは16日、下北沢シェルター
f:id:aizawa_ryushin:20150912022215j:image
つくばロックフェスのフィクサー伊香賀さん&印象派というバンドの企画に招致頂いた。振り絞るのみである。みんな来てくれ。応援してくれ。おれたちはまだまだ行くぞ。攻めるんだぞ。