Ryushin Aizawa Blog

// W O N D E R V E R //

6/16

夏は苦手だ。暑いとなんにも力が出ない。あと果物が高すぎるだろ。いいことなにもない。

ブログ、100日ぶりだって。季刊ペース。みなさんお元気でしたか。デッドプールみましたか。ちょっと期待しすぎたよね。でも楽しかったよね。

 
遂にタワーレコードに、CD屋さんに、僕の作った音楽が、CDが並ぶ日が来た。アー写が拡大されて切り抜かれて薄い発泡スチロールみたいやつに貼られて派手なポップにファンキーでカラフルな感じの文字でダンスミュージックとロックの融合!とか書いてもらうやつだ。CD持ってみんなで店員さんと写真撮ったりするんだ僕も。汚い字で『ぜひきいてください ボーカル 相澤』って書いた紙をCDの横に貼られるんだ。最高だな。それは最高のやつだ。だから買ってほしい。Amazonじゃなくてタワレコで予約してほしい。そうして僕にもっと音楽を作らせてほしい。期待は裏切らない。

4月にレックは終わっていたけれど、そこからミックス、ジャケット制作にマスタリングにアー写作ってライブもして、マーキーのリミックスもして他にもいろんな仕事に追われ、、本当に大変なのは実のところレコーディングのあとのほうだった。奈津子はモノブライトにかまけまくりでなんにもしてくれないし(桃野くん大好き。僕が)、りょうくんは入隊時からなんにもできない仕様だったし、ディレクターの神保さんと2人、二人三脚でなんとかすべてを乗り越えた。CD出せるのマジで神保さんのおかげだから。あと調子こきまくりでガンガン無茶言いまくる僕に最後までキレることなく親身に付き合ってくれたエンジニアHIRORONさんと当初あったコンセプトを全却下させる抜群の提案からそのままアートワークすべてを請け負ってくれたデザイナー石原さん、HEARTに関してはまさかの2テイクで録音を終わらせるという伝説を打ち立てたガンギマりベーシストのトウゴさん、営業してくれてるレーベルのプロモーターさんたちのおかげ。
まだまだいろいろお知らせすることがたくさんあるので、これから楽しみにしていてほしい。おれこんなもんじゃない。ツアーも増えるし、まだあれもあるしこれもある。ちなみにサイトも僕が2日で作ったんだぜ。なんでもかんでも自分でやりたがる奇病を治したい。

あと、リミックスが2曲入っているのはおまけじゃないんだぜ。
ALONEもHEARTも僕にとってとても大事な曲で、オワリカラ亀田もこいぶちくんもすごく信頼している音楽家。亀田のリミックスは本当に大好きで、なんとかこれに入れたくてアレンジし直してもらって、ミックスも(HIRORONさんが)やり直した。こいぶちくんとの相互リミックスはお互いに全国デビューするタイミング(そんなことなかなかない)にふさわしいものになるよう全力で臨んだし、僕のマーキーリミックスもこいぶちくんのWONDERVERリミックスも、ほんとにそれぞれのやりたいこと、表現すべきことがめいっぱい詰まった作品になってる。ラジオでも言ったけれど、この2曲も僕が表現したいことだし、リミックスも含めてやっとFLASHって作品なんだぜ。真面目に喋ったぜ。
 

素晴らしいフラワーアレンジを施してくれたのはfiore soffittaさん。超特別感ある花束とかブーケとか、ここぞというときの素晴らしいやつをお手頃価格でバシッと作ってくれるので、プレゼントとかで困った時はぜひ。ほんとすごいからInstagram載せとくね。すげーきれいだから見てね。
 
 
 
 
 
 
僕の音楽は素晴らしいって今までずっと言ってくれていたひとたちに、僕の音楽が拡まることであなたの意見は誰もが認める真実だったと伝えたい。身の丈に余る激賞を受けると僕はだいたい照れてしまい『世界中みんながあなたと同じ感性を持っていたら最高なのになあ』などとよく言っていた。でも実のところそうさせるのは、それを実現させるのに必要なものって、奇跡や魔法や偶然などではなく僕が作る音楽の力に他ならない。『そうだよ、ずっと前から気づいていた君は超すごいんだぜ』って、僕は胸を張って大肯定できるようにならなければならない。
 
報いることができない感謝ばかりしてきたから、CDを作れて、やっとリリースできて、とても嬉しい。ここからスタートである。
 
人生賭けて作った作品です。
どうか皆さまよろしくお願いします。
 
 
 
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瀬能くんの撮ってくれたこの写真、とても好き。

3/4

ご無沙汰しています。

まずはCDのお礼。まとめ音源、想像の4倍売れました。ましたじゃない、まだ売れてるんだよ。買ってくれたみなさん、ありがとう。
そしてまだのみなさんは是非買っといてね。もうすぐ販売終了するよ。送料かかんないから。
 
 
4〜5月いっぱいくらいでiTunesにある曲とかも全て配信終わります。サウンドクラウドもなくなる予定。
 
いま出せる精一杯と思ってミックスとかやってたけど、その精一杯を軽く更新する作品をいま作ってる。みんなに聴いてもらえるのは夏くらいになりそう。乞うご期待。刮目せよ!
 
ラジオが始まったよ。

 

ラジオのラインナップ見た?ラウドネスメガマソにアイドルに声優さんになぜWONDERVERって、それは僕も思ってるから、大丈夫。一緒だよ。安心して。

中学生から深夜のAMに叩き上げられてきた生粋のラジオっ子なので、作曲そっちのけでどうにか面白いラジオにしたいと思っております。だからラジオ聴いて、メールくれよ。気持ち届いてないから。さみしいから。たのむぜ。

farao.clubwonder@gmail.com

まで。心ってすぐ折れちゃうんだぞ、お願いだぞ。

 

 

この一ヶ月、ライブもリハも無くひたすら引きこもって曲を作るだけの暮らしを営んでいる。生活リズムがめちゃくちゃで、と枕を置けるほどのリズム感すらもはや無い。怒涛の変拍子である。ドリームシアターばりのプログレである。拍子すら無いかも知れない。稀に聴こえてくる単音。もう眠くて気持ち悪い、これは時間を無駄に浪費してしまうだけだ、と確信しないと布団に入らないので(その状態のときはだいたいYouTubeにてマインクラフトの実況動画を死んだ目で見ている)、だいたい18〜20時間ごとに眠るようなサイクルになる。眠る時間も4〜10時間とまちまちなため、朝6時に起きることもあれば夜21時に起きることもある。なのでカラッカラの病気の小鳥のような顔で打ち合わせに赴いたり、家にメンバーが来ると夜なのにぐっすり寝ていたりする。夜に寝てるのは普通だよ。20時とかだよ。そんなことより桜餅食べたいな。いますごい桜餅食べたくなった。あの葉っぱのにおいがいますごく嗅ぎたい。あした食べる。絶対食べる。和菓子も洋菓子も総じて、餅っぽい、弾力、歯ごたえのあるものが好きだ。すあまとかたまらない。洋菓子だとあれとか。ああ、これ名前出ないやつだな。あれだよ、あの、ギズ、ギズ、、モーン?モーブル?ギズモー、、ブル、、?ギズモ、、モードブル?、、ギーズモーブル?ギズーズ、、ギズール、、ギズ!ギモッズ!!ああくそ、、!!食感まで鮮明にリフレインできているのになぜだ、、!!名前が出ない、、!!あの、すごい位の高いマシュマロみたいなやつ!皇族が召し上がるマシュマロだよ!サッと溶けるんだよ舌の上で。。あれが食べたいのに、、だがおれはもうググらない。映画の話とかしてて監督や脚本家の名前がまったく出てこなくてもググることをやめたのだ。江戸時代はGoogleとかなかったから。すべてそう思うことにした。江戸時代はドラム式洗濯機なんてなかった。天下一品もなかったしマルタンマルジェラもなかった。だからおれには必要ない。

 

久しぶりにライブするんです。

3/26は水戸で環ROYさんやアベンジャーズさん、サ上とロ吉ゆるめるモ!さんなどとえーじゃないか、3/30は渋谷asiaでゲストに呼んでもらって、4/8は初めての宇都宮県公演!告知しようと思ってブログ書き始めたのにな。

 

インスタグラムを貼り付けて、終わりにしたいと思います。メガネ似合うんです。

 

 

https://www.instagram.com/p/BCcZeCfI816/

Instagram

 

 

 

2/4

 

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切羽詰まっている。
2月いっぱいは1日に80時間を制作に割く方針である。残りの8時間はありとあらゆる打ち合わせに費やされる。
 
はるか昔のことのような気がするけれどつい1週間ほど前、1/27は新宿MARZでライブだった。2回目にしてMARZの誇るNew Action!という看板イベントに招致頂く。
入場無料(2ドリンク別)ということもあり、我々を観るため新宿まで80人ものお客さんが来てくれた。ありがたさここに極まれり。限定販売ということで作っていった過去の音源のまとめDEMO CDも終演後すぐさま売り切れ。包み隠さず正直に言ってしまうけれど、これからいろいろと必要になってくる活動経費を捻出するためのフィジカル販売だったので、本当に感謝しても感謝してもしきれないほどありがたかった。MARZに来てくれたお客さんでさえ買えなかった人がたくさんいたため翌日すぐさま通販も開始したところ、1日で売り上げが倍以上になった。嬉しかった。ほんとにありがとう。まだわからないけれど、これにしか入らないであろう曲もあるしミックスもマスタリングも僕が1人でやったものなので、どうか一生大事にしてほしい。せめてヤフオクにて売値の5倍くらいで捌けるようになるまでは。
 
そしてこの場を借りてさらにお礼を言わないといけない。そう、差し入れの件である。なんて甘美な響きだろう、差し入れ。みなさんはご存知だろうか。"差し入れ"。それは魔法の言葉。宇宙のすべてを司る概念。差し入れなくしてここまでの文明が築かれることはなかったのである。その昔、ジュラ紀に於いてはエレクトロポップなんてものまず鳴らせなかった。電気が無いから。ジュラポップしかなかった。ジュラ紀から1億5千万年という歳月をかけてジュラポップ(J-POP)をエレクトロポップまで昇華させてきたのも"差し入れ"に他ならない。功績の枚挙に暇がないよ。
 
常々言っているけれど、僕らがなによりありがたいのはライブを見に来てくれることである。それは抜群の効き目、会心の一撃である。僕が歌うことでマネーをペイしてくれる人がいるというその凄まじいリアルを(音源を買ってもらえることも同じだ)、僕は1秒たりとも忘れたことはない。そんなことあるか他に。絶対ないよ。言いたくもない、誰の物にもならないありがとうございますを言わずとも、おれはお金をもらえる。それよりありがたいことなんてない。なのに、だ。なのに、なのに、である。…差し入れとは。差し入れとは、、これいかに。しかもその量、1人では移動させるのがちょっと困難なほどである。遠くからライブを見に来てくれて、おれマジでなんでもします!くらいにありがたがってる人間(相澤)にさらに重ねて物までくれるなんて。ないよ。こんな奇跡ないと思っている。こっちがケンタッキーあげたいくらいなのに。ほんとに、恐縮しきりである。いつまで経ってもバンドマンや役者さんが自分を見に来てくれるお客さんのことを"ファン"と呼んでいる光景にムズムズきてしまうクラスの小心者であるため、ただただ頭が上がらなくなってしまう。
この前は名前入りの箸をもらった。高そうな洋菓子、ヤバうま大福にくるみゆべしに、そば、きびだんごにグミ(すごい量)にチョコに飴にBAKEのチーズケーキに果物と生クリームがクレープ生地で包まれたやつに、明らかにグッズ先行で作ってしまったと思われる、ファズマがメインを飾ってフィンがすげー小さいおもしろスターウォーズの缶に入ったチョコに、、僕食べ物の恩は一生忘れないよ。ここに約束するよ(キンキキッズ)。恩返しにいつか物販にケンタッキー置いて食べ放題でイベントやりたいな。みんな手ギトギトにしてそのあと握手会しよう。
要するに感謝でまみれています。みんな今までありがとう。これからもよろしくお願いします。
 
音源まだ買えます。ぜひ。
 
しかし札幌からはるばる来てくれたお客さんがくれたなんかすげーうまいやつだと一同テンションガン上がりしていたしょっぱい系のサクサクした和風のお菓子は村上が全部食べた。信じられない。それだけは言いたい。
 

 

あとは藤本による毎日の自撮りに付随してくる文章が、最近、こわい。語彙の無さもすごいけれどそれを越えたなにかもっとダークなものを滲ませてくる。
 
 
 
最後に、冒頭の9枚のやつ。
有名どころばかりですみません。
 
REEL LIFE / BOY MEETS GIRL 
The Complete Duets / Marvin Gaye and Tammi Terrell
 
Never Too Mach / Luther Vandross
Set Yourself on Fire / STARS
Back To Front / Curiosity
Happy Ever After / Gangway
Hold on Now, Youngster... / Los Campesinos!

お世話になったサポートメンバーのみなさん

2015年はありがとうございました。
今年はこれまでより一層、音楽に身も心も捧げる覚悟であります。最大限の気にかけっぷりをどうかひとつよろしくお願いいたします。

今回は日記でなく、WONDERVERを支えてくれたサポートメンバーの紹介。宣伝。みんな素晴らしいプレイヤーなので、それぞれの活動も是非気にかけてみてほしい。

新体制になって初めてのライブは3月だった。
前年(2014年)12月、やっとのことでギター藤本と邂逅を果たしたのち、僕はそれまで以上に焦り、日々メンバー探しに奔走していた。
以前からの友人であるスリーピースバンド"Any"のボーカル工藤くんに藁にもすがる思いで相談したところ、即答で『正直うちのリズム隊以上はいない』との返答。何年もコンビを組んできたこともあり、超絶息の合ったグルーヴを生み出す2人はGREAT3の片寄さんによる"chocolat&akito"やヒックスヴィルの木暮さんとかせきさいだぁ氏による"TOTEM ROCK"など、数多くの大先輩のサポートを務める売れっ子ミュージシャンである。恐縮しつつお願いしたところ超好意的にサポートを買って出てくれ、機材や同期のことなどわからないことだらけな手探りのリハーサルに対しても快く力を貸してくれた。僕がどれだけ難易度の高いアレンジを持って行っても半笑いで演奏してみせる、実力もメンタル力も共に抜群の2人であった。いまのWONDERVERのライブの基盤を作ったのはこの2人と言って過言ではないとおもう。

初ライブ前、1月後半のリハーサル映像。


しかし多忙な2人である。どちらかのスケジュールが埋まっていて良さげなライブに出演できないことなどもあり、ライブ活動は継続しながら正式なメンバーを探していた。多忙な2人の代打としても。

5月のサウンドクルージングがまさにそれだった。急なオファーに対して大森くんのスケジュールが空いておらず、急遽僕の友人である"オワリカラ"の奇天烈キーボーディスト、カメダタクにシンセベースを依頼した。

オワリカラのカナダツアー前で彼もまた超多忙のなか、2度のリハーサルのみで本番そつなくこなした神童。

オワリカラ Official Site - home

カメダタク (@came_da_taq) | Twitter


8月にはノリくんこと大橋紀之登場。

シンセベース未経験ながら努力と根性で電撃サポート。持ち前のベイビーフェイスを生かした軽やかなステップが持ち味。女性人気が高い。

大橋紀之 (@noric7dD) | Twitter


そして忘れてはならない、元WONDERVER、現nano.RIPE、青山友樹。タケルの代打として、ノリくん初登板の8/17下北沢SHELTERにて1度だけ。

nano.RIPE 青山友樹 (@aoyama_drum) | Twitter

そしてしんやマン。彼もタケルの代打としてフォールアウトボーイ的パワードラムをお見舞いしてくれた。音がいちばんデカい。大阪遠征のときはなにかとめげがちなみんなの精神的支柱にもなった。

shinya (@drummershinya) | Twitter

11月にタケルの友人としてTOGOが登場。"よしむらひらく"など数多くのミュージシャンをサポートする名ベーシストとして、5年前から僕は彼の存在を知っていた。ここぞとばかりに猛アプローチ。

クマガイトウゴ (@5otogo) | Twitter

同時期にタケルがいまをときめく"フレデリック"のサポートに抜擢され、これまでよりさらにスケジュールの確保が難しくなる。そこでタケルの紹介により、"GOOD BYE APRIL"のドラマー、つのけんくんと出会う。

GOOD BYE APRIL Official Web

つのけん[GOOD BYE APRIL] (@tsunoken_drums) | Twitter

TOGO&つのけんコンビ、2回目のライブにして札幌遠征。ライブは大成功だった。


そして現在もっとも多いのが、タケル&TOGOコンビ。

あしたの渋谷UNDER DEER LOUNGEも27日新宿MARZも2人によるサポートです。


怒涛の2015年はこの8人のおかげでなんとか乗り切ることができた。計11人のWONDERVERでした。みなさま本当にお世話になりました。今年もよろしくお願いします!

そしてメンバーは随時探しているので、読者のみなさん、良さげなプレイヤーいたら紹介してください。

12/29

11月末の札幌遠征から帰京後、久しぶりにストレートな風邪をひいて寝込んだ。3日ほど。熱は計らなかった。あったところでどうしようもないのに、甘えてしまうから。検温の先に堕落はあれど救いなど無い。


なんとか治して11日下北沢CLUB QUEと16日原宿アストロホールのライブを乗り切る。何年も前からの友人である田中が率いる、或るミイというバンドのツアーファイナル&我々の楽曲の配信サービスをして頂いているTUNECORE JAPANによるイベント。

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両イベントともに5バンド出演という長丁場にも関わらず、たくさんのお客さんが見に来てくれる。誕生日のプレゼントまでいくつも頂いてしまった。ライブに来てくれることが我々なによりありがたいことなのに、さらに物までくれるなんてどういうことですか。非現実的すぎて理解できないくらいありがたいです。ほんとありがとうございます。生きていくのでやっとなのです。ミニッツメイドのデカいマルチビタミンを頂いたときには嬉しさのあまりその場で開封し、くれたお客さんやメンバーに配りみんなで一緒に飲んじゃったくらいでした。健康第一!

18日は僕が最も敬愛しそして畏怖してやまないMARQUEE BEACH CLUBの初企画。念願の新宿MARZにて。
一緒にシーンを作っていこう、と、馴れ合いではなく心底から言い合える唯一のバンドである。お互い最高のライブをした。MARZもやはり最高だったし、Lucky Kilimanjaroのみんなとも話せて楽しかったな。
そしてまた誕生日プレゼントをたくさん頂いてしまう。いつもライブに来てくれるお客さんに唐突に、今年はWONDERVERに救われた、と、ありがたいお言葉まで頂いた。動員や評価のことばかり気にしていた相澤、なにより目の前のお客さんのことを見失わないようしっかりせねばと目の覚める思いです。ありがとう。

23日は群馬高崎FLEEZにて今年ラストギグ。
爆音でテンション高めに、これでもかとエレポップぶちまけた。超攻撃的な外音だった。最高だった。

出番後はテンパレイやテンドウジのみんなと、もはやただの宴会が。

打ち上げではサプライズでケーキまで。超嬉しかった。うまく喜べていただろうか。ありがとうございます。伝わっていてほしい。

そして翌日、誕生日当日はメンバーや近しい友人たちに盛大なパーティーを催して頂いた。みんなからプレゼントとして新しいCD900STを頂いてしまったので、おまえこれでいい曲書いていいミックスすれよな!というメッセージだと解釈した。まかせろ。みんな愛してる。ありがとう。

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わたしの精神安定剤である3人。

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1番奥はパエリアズのこまっちゃん。



28日はカウントダウンジャパン。幕張メッセへ。

当日終演まで告知NGだったためこの2カ月ほど非常に歯がゆい思いをしていたのだが、実は地元の大先輩モノブライトのサポートキーボードにうちの村上が抜擢されていたのである。必死に練習し努力する姿を間近で見ていたこともあり、何千人もの前で演奏する村上の姿は凛々しくそれはそれは誇らしいものだったが、彼女の放つ音はホーン隊にかき消されて一切何も聴こえなかった。でも桃野くんが超いい歌歌ってて最高だったのでなんの問題もなかった。

来月の大阪と東京ワンマンもサポートするのでよろしくお願いします。ワンマンはきっと、音、出るから。

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演奏後、妖怪エビ女と化した村上。


いい写真。後鳥の髪型だけ心配。

いろんな人に会って死ぬほど緊張したり、楽しかったり、懐かしかったり。


あとは今年中にお世話になったサポートメンバーみんなの紹介をしたいな。あとはザワデミー賞の発表も。

12/5

大阪に行ったのがまだひと月前のことだなんて、信じられない。今年は全マンスリーが濃厚すぎるぞ。だがおれは振り返ることを諦めないぞ。


まずは11月8日、下北沢SHELTERにてTENDOUJIというバンドのレコ発にお招きいただいた。

TENDOUJIとは、乱暴に紹介するならTeenage FanclubをベースにVampire Weekendを混ぜて仕上げにPAVEMENTを振りかけたようなバンドだ。インディーで、パワーポップで、ガレージで、パンクだ。曲がいいのに歌詞もよく、アレンジもよければ演奏も歌もいい。さらに中学の同級生で結成されているという、正真正銘奇跡のバンドである。そんなバンド聞いたことないよ。漫画にするならアフタヌーンかモーニングだ。

そしてとんだパーティー野郎共でもある。これは僕らのライブ映像だけれど、最前列で1番盛り上がっているのがTENDOUJIの面々。この日も出番前にはボーカル2人とも声を枯らしていた。そんなバンド愛されて当たり前です。初めてのレコ発おめでとう。そして呼んでくれてありがとう。

これからもっともっと愛されて人気者になっていく4人組なので、知らない人は聴いてみてほしい。僕はSalv.という曲が1番好きで、歌詞ももらったのでもう歌えるくらいになりました。

TENDOUJI's profile - Listen to music


19日は下北沢CLUB QUEにて、Eggsというイベントに出演。

ベースには人生3周目の知識量を誇るTOGOことトウゴさん、ドラムにはGOOD BYE APRILというバンドにて金管楽器ディジュリドゥを担当するトライバルボーイつのけんくんを迎えて、第4期WONDERVER初体制でのライブ。つのけんくんが持ち込んだトライバルなエッセンスを多分に盛り込んだ新曲のアウトロにて、5分間全員でコンガを乱れ叩くセクションのスティーブ・ライヒ感がうまく出せなかったことにみんな落ち込む。ライブ後ひさしぶりに本気のミーティングなど。

サポートメンバーを迎えてその構成で初ライブだろうとなんだろうとそんなこと関係無しに、僕らは例えば5年とか6年とか下手したら10年とか、毎週2〜3回のリハーサルをひたすらに繰り返し、磨きに磨いた刃で斬りかかってくるバンドたちと張り合っていかなければならない。同じスタンス、心持ちでは追いつけない。ふざけている場合ではない。


23日はサーキットイベント、"下北沢にて"。

久しぶりに会ったラブ人間金田くんはすごい男になっていた。最後に会ったのは3年くらい前、笹塚のドトールだった。ラブ人間が1番大変だったであろうあの頃からさらなる飛躍を成し遂げ彼は、今や日本全国選りすぐりの120バンドを従えるリーダーシップと、あんなフェスを興してしまう行動力、そしてバンドマンにしておくのはもったいないくらいの、まさに人間力に溢れていた。市議会議員感すら出ていた。金田くんも、見放題の民やんも、呼んでくれてありがとう。ライブも楽しかったし、久しぶりにいろんな人に会えて嬉しかった。うん、あの日はずっと楽しかったなあ。

ライブハウスを貸し切って行われた、酒池肉林の大打ち上げ(ビンゴ大会有り)にて泥酔したギター藤本。帰り道、車に轢かれそうになるがあまりの面倒さゆえ他メンバーから冷たく突き放され、その際に放った『みんな僕が死んだら泣くくせに!』という絶叫がこの日の最優秀賞。飲酒すると普段の何倍にも面白くなるのはとても良いけれど、すぐ吐くのはマジで勘弁してほしいところ。


そして28日は札幌moleにて、FOLKSとavengers in sci-fiとスリーマン。

大阪に続いて2本目の遠征ということで、2ヶ月前の旅程を組む段階からすでに藤本のテンションは最高潮に達していた。他メンバーが当日入りするか前乗りするかどうかを迷っているところでなぜか3泊4日間の滞在を宣言。そんなにいてなにするの?と訊けば、したいことは特に無いという。前述したTENDOUJIのボーカルであるケンジも観光がてら一緒に行くことに。


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成田空港にて。


僕と藤本、キーボード村上とケンジでライブ前日の朝に札幌入り。今や人気グルメリポーターとして大活躍するWONDERVERの前ドラム青山くんイチオシのラーメン一幻を食したり、ラジオの取材など受ける。夜は村上が学生時代にアルバイトをしていた焼肉店にてこれでもかというほどにホルモンを食す。

そのまま村上は実家の隠れ里に帰ってゆき(村上の実家は忍者を営んでいる)、男3人で一夜を過ごした。すすきのに繰り出すなどするわけでもなく、トランプとかしておとなしく眠った。

当日。

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リハーサル前、僕にとって兄のような存在であるmoleの店長大嶋さんと合流してスープカレーを食す。侍というお店。僕の主宰するザワミシュランにて三ツ星を進呈した。名店である。食後つのけん&TOGOペアが到着。村上もmole入りし、リハーサルを終える。

40分のライブをとても楽しく終え、心地良い気分でイベントを楽しむ。イベント終了後には飲酒して気合を入れ物販に臨み、30枚ほどの音源と10枚ほどのトートバックをソールドアウトさせた。買ってくれたみんなほんとにありがとう。愛してる。久しぶりの友人やお客さんにもたくさん会えて、すごく幸せな気持ちだった。

そこから打ち上げに。

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FOLKSのみんなと話せたのはよかったけれど、いかんせん食料が全然足りなかった。終了後にWONDERVERみんなで名店"五丈原"にてラーメンを食して解散。


翌日には車を借りて、村上以外の5人で支笏湖へドライブ。

突如視界に現れた雄大な支笏湖の景色に全員が大興奮しながらシャッターを切る中、つのけんくんが心底悔しがりながら放った『くそっ、写真じゃ伝えらんねえっ!』がこの日の最優秀賞。あとTOGOはすぐ1人でスイスイどっか行って行方不明になる。そこから新千歳空港へ向かい、僕とTOGO、つのけんくんチームで帰京。

飛行機の座席が僕1人だけ2人と超離れていることに愕然とする。garagebandにてMIDIで遊ぼうかと思ったが僕のiPhoneの充電は心もとなく、持って来たニック・ホーンビィの新刊を読み始めてみるが全然集中できない。眠ってみようかと目を閉じてみるが座席のあまりの狭さにベターな体勢を見つけることができずただもじもじする。ただでさえ僕は非常に寝つきが悪く、車移動や飛行機などではまず眠ることができないのである。苦行のような90分間だった。目を閉じ、苦虫を噛み潰したような顔でひたすら耐えた。やっとの思いで着陸し、飛行機が止まり、これで解放される、と疲弊し切って立ち上がると、、目の前になんだか見たことのある女子2人組。ニヤニヤして僕を見ている。…なんと昨日のお客さんである。物販で会話までした子たちが、僕のほんのすぐ目の前に乗り合わせていたのである。運命か。話してみればすごくいい子たち。僕が乗り込むところから気付いていたという。ということは90分間浮かべ続けた苦悶の表情も見られていたのか、、と僕は人知れず落ち込んだ。ミステリアスな存在でいたかった、と意味不明な弁解をした。

成田空港から電車に乗るつのけんくんを見送り、僕はTOGOとバスで東京駅へ。札幌遠征は終了した。最高だったな。すべてが理想的な遠征だった。大成功だったとおもいます。大嶋さん、TOGOにつのけんくん、FOLKSにアベンズ先輩、見てくれたみんな、ほんとにありがとう。


大好きな深夜の馬鹿力にて、2度目のオンエアをして頂いた。伊集院さんに読み上げてもらうのは、嬉しいというよりもはや感動である。前回"H E A R T"を流して頂いたときより反応が良いぞ。


そしてついに誕生日がくる。街が僕を祝うためにイルミネーションやらなにやら盛り上がり始めるこの時期はほんとうに幸せだ。すべての12月を愛している。
ほしいものをいろんな人に訊かれていちいちふざけていたら、Amazonのほしいものリストを公開するべきといわれた。コメントも真面目につけたよ。

ほしいものリスト

ここから選ぶように。よろしくお願いします。

あと1月からライブめっきりしなくなりますので、12月はライブたくさん遊びにきてね。どれもほんといいイベントだよ。

11/4

(以下10/30深夜に書いた文章)
早く眠らなくてはと思えば思うほど眠れなくなるものである。あしたは朝から大阪に向かわなくてはならないというのに。ブログなど書いている場合ではない。そんなことわかっている。でも指が止まらない。なんだか目も冴えてきた。

10/10は渋谷asiaにてライブ。
Spincoaster主催のSPIN.DISCOVERYに出演。

asiaとの相性はとても良かったように思う。VJまで演出していただき、これまでで最も理想的な環境でのライブ、、いや、違う、そうだ、そういえば前日まで重篤な風邪をひいていました。すっかり忘れていたけれど声もろくに出ず前日まで焦りまくり、病院にて処方された漢方を1日6回飲んでいたのだった。おなかゆるゆるだった。あ、おなかゆるゆるだったけどSeiho氏に褒められた。あれは嬉しかったな。超気さくにLINE交換したのに全然返信来ない。なんだったんだ。あとはラッキーキリマンジャロのユキマルくんにWONDERVERぶっ潰すと戦線布告された。

ライブはこれ以降無かったのか。曲作りや練習、メンバー探しに時間を費やすマンスリーだった。そう、メンバー。メンバーを早く固めなければならない。いつまでもサポートされてばかりいられないのである。逆に2.3人くらい楽勝でサポートしてあげられるようなバンドにならなくてはならない。


ここまで書いて眠った。何言ってんだ。

大阪は遠かった。

移動のため最新鋭のハイブリッド車を借りた。聞いたことない機能満載で完全に未来が来ていたものの、過去も未来も関係無しのアホのような量の機材を積み込んだら車内すぐにパンパンである。積みながら大阪行くの諦めかけた。誤算だった。未来の車って大きいと思ってたもん。皆すし詰めで6時間運搬される。いつも温厚で柔和で面倒見のいいしんやマンですら運転中、DJ藤本がプレイしたスピッツに唐突に不快感をあらわにした。これ、変えてくれへん?みたいになった。ピリついた。それも仕方ないレベルの車内環境だった。

同じく大阪へ向かっていたマーキービーチクラブとフリースタイル動画を送り合ったりなどしながら(あすかビーチクラブのキュートなラップに対してMC藤本は口に食べ物を詰め込んだまま内容物を見せびらかしながら行儀の悪いラップをお見舞いしていた)なんとか到着。休む暇もなくリハーサルを終え、目がたこ焼きになってしまっているみんなを差し置き相澤1人疲労困憊で車にて仮眠。のはずがギンギンで全く眠れず、2時間目を閉じたのみで車を出た。

ライブを終え汁だく放心状態ののち、マーキーとみんなでお酒を飲んだり喋ったりする。あまりちゃんと話す時間が無かったので新鮮な心持ち。そしてリハーサル中も本番も、僕はやたらイケメンの熱視線を感じていた。それはSugar's CampaignやORLANDでボーカルをつとめる、あきおくんだった。ボイトレの先生をしているというあきおくんに絶賛とダメ出しを半々くらいでぶつけられながらその場で長めにボイトレを受けた。あきおくんともLINEを交換した。まだ送ってないけどあきおくんは多分すぐ返信くれる。Seiho氏とは違う。

朝方4時頃、空腹に耐え兼ねみんなでアメ村へ繰り出した。

僕にはどうしても行かなければならない場所があった。もう5年くらい前、駆け出しの僕らに初めて大阪でライブをする機会をくれた、とある人物との思い出のたこ焼き屋"タコタコキング"である。それ以降もお世話になっていたが彼は2014年10月、唐突に他界してしまった。僕は活動休止から連絡をとっておらず、ツイッターなども全く見ていなかったため、そのことを知ったのはだいぶ後になってからのことだった。

誰に何を言うでもなく、ただ僕がそこに行きたいと言うと場所を知っていた大阪出身のしんやマンが連れてってくれて、みんなもついてきてくれた。ハロウィンで阿鼻叫喚のアメ村を10人くらいで歩いた。店に着き、ソースとポン酢、しお、しょうゆ、すべてのフレーバーを1パックずつ頼む。僕は店の前に立っている人形や看板を見ていろんなことを思い出していた。5年前、みんなで食べたんだ。青山も、柳田もいた。後鳥もいたよねきっと。ポン酢で食べるたこ焼きなんて初めてで感動したんだ。

出来上がったたこ焼きを受け取り、まっさきに僕が食べる。熱すぎる。熱すぎてなにもわからない。口の細胞がズタズタになる。そして横でしょうゆ味を食べたらしい藤本が『しょうゆはハズレっすね〜』と第一声。耳を疑った。そんなはずは無いだろうと僕もしょうゆ味を食べてみるが、やはり熱すぎて味のどうこうが全然わからない。うまいはずなのだ。しかし他の皆の反応も芳しくない。聞けば僕が車で仮眠をとっている際、皆で超絶うまいたこ焼きを食べたとのこと。そっちの方がおいしかったと、皆口を揃えて言うのである。遅れて食べ始めたマーキーの面々も、モソモソと咀嚼しながらなにも言わない。みんなマズそうに食うな〜などと僕が声をかけるとこいぶちくん、『自分で作った方うまいすね』と無表情でひとこと。マーキー唯一の良心であるあすかちゃんまでもが『こいぶちさんちでやったたこ焼きの方がおいしかった』と。

僕はいろんな味のたこ焼きをたくさん食べた。たぶん1番食べたよ。タコが食べられないらしく、たこ焼きをひとつひとつグチャグチャに解剖してタコを取り除きながら食べるあすかちゃんのタコまで僕は食べた。とてもおいしかった。


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新曲をリリースしました。

再生ボタン押して3秒で爆音シンセ浴びられます。30秒浴びたら踊れます。買ってね。

Spincoasterがレビューしてくれているので、こちらも読むように。野島さんいつもほんとにありがとうございます。がんばります。