Ryushin Aizawa Blog

// W O N D E R V E R //

7/19

 

本来の発売日であるあしたを控えて、すでに買ってくれた人のトゥイートや全国各地のCDショップの展開をTwitterで一通り見て盛り上がってしまった。唐揚げまで揚がってしまった。いろんな人から頂く"買ったよ"報告が1発1発すごい重みを持ってありがたくて、夜にはなんだか泣きそうな気持ちでひたすらTwitterにへばりついていた。人生でこんなにTwitterしたのあたし初めて。

目につく人には端から端まで感謝を伝えたつもりだけれど、僕の知りえないところにも感謝すべき人はいるだろう。いてくれないと困るよ。ここがスタートです。僕らのことなんてひとつも知らずに店頭であのジャケットを見て、試聴して、自分1人の力でそれを良いと思って、CDを買う。赤の他人をそこまで持っていけないと。持っていけると思ったからウルトラバイブは僕らにフラッシュを作らせてくれたし、CD屋さんは大きく展開してくれてるわけだ。すごくありがたい。嬉しい、という言葉よりももっと責任感のある、ありがたい、が適当である。

 

あしたはタワレコへ挨拶まわり。

新宿、渋谷、池袋、秋葉原、横浜と、全員でまわる。コメント書いて、写真を撮って、、あとはなにをするんだろう?邪険に扱われたりしないのだろうか。全新譜の発売日である水曜日なわけだし、他のアーティストも挨拶に来るだろう。すごい有名な人も来ちゃうかもしれない。鬼忙しい中必死の勤務中に無名のバンドがヘラヘラしながらうぃっす〜フラッシュ〜なんてやって来たら、それはかなりムカつくんじゃないだろうか。そもそもコメントって何を書けばいいの?僕の書く字は人から"破綻してるね"と言われるほどアーティスティックだし。アジアのバスキアと呼ばれていたし。困った。

 

 

まだ眠くないので遡って日記を書いていく。

 

きのう18日はSpincoaster BarにてF L A S Hの試聴会。活動再開前から見ていたサイトに自分が取り上げられることすら感慨深いことだったのに、まさか試聴会を催してもらえるなんて。伊集院さんのラジオで曲をオンエアしてもらったときも思ったけれど、身を粉にして頑張ればある程度のことはなんでも実現できうるのです。

僕らはまだライブハウスでワンマンライブをしたことはないけれど、僕らを好きな人しかいない空間の居心地の良さったらなかったな。あんなに限定的な話に対して興味をもって聴いてくれる人がたくさんいる空間、他にない。マジでもっともっと喋りたかった。

ライブも見に来てくれるしニュースもいつも記事にしてくれる野島さんはじめ、保坂さんもアルバイトの女の子(鬼の気の効きっぷりにメンバー一同感動しておりました)も、そして社長の林さんも、ありがとうございました。今度はMac持ち込んでDAW開いてガチのトラックメイク講座やりたいです。楽曲のプロジェクト開いて徹底分析とか。各パートバラバラに聴けたりするやつ。需要ないか。

 

その前はRADIO DRAGON。

収録の日村上はモノブライトのサポートで赤坂BLITZ公演のため不参加。僕と藤本のみでの出演。半蔵門TOKYO FMに行くまでは謎の緊張に見舞われていたものの、神保さんと合流して打ち合わせが始まるころにはすっかり解消。ディレクターさんが鬼良い人で僕らの前身バンドも聴いてくれていたうえナノライプのラジオの担当だったとかで会話も弾んで言うことなし。滞りなく段取りも確認し、いざ収録。しかしわれわれがスタジオに入ると、そこには明らかにカタギにはないオーラを放つ美女が鎮座している。そう、彼女こそRADIO DRAGONのパーソナリティを務める超有名モデル菅野結以氏である。ほんとに失礼ながら僕はその瞬間まで存じ上げなかったのだけれども、Twitterのフォロワー数約20万の名実ともにジャパンのガールズのファッションのアイコンである。20万人て。それは僕が生まれ育った北海道釧路市の人口ですから。道内なら大都市ですから。

収録が始まればさすがプロ。質問に対する僕の回答への切り返しも次の話題への展開も超絶スムーズ。一通り話してALONEを聴いているあいだ、シューゲイザーが好きと仰っていたので、サイコキャンディって誰のアルバムでしたっけ?と訊いてみるとジザメリと即答。ペレ、といえばセインツ、ばりの博識さ。明らかに収録時間オーバーしてるのに『映画や本や音楽などの好きなものを人に伝えることは名刺を渡すのと一緒』論を僕が興奮して喋り倒してしまってもひたすら同調してくれる優しさ。優しさで包まれた。なのにいざ放送を聴くとそこは全カットされていた。それは仕方なかった。

 

そしてその前はKID ASTRAYだ。

マーキーに僕らにKID ASTRAY、最高のスリーマンだったように思う。呼んでくれたFLAKEダワさんに全力大感謝。ありがとうございました。ほんとに全バンドライブが良くて素晴らしいイベントだったと思う。KID ASTRAY観に行ってマーキーと僕ら見られたら絶対最高だ。

何年ぶりかに会うパスピエのキーボード成田くん(村上の天敵)やテレフォンズ、lovefilmの石毛さんも見に来てくれていてとても嬉しかった。LINEまで交換してくれる石毛さんのあまりの腰の低さに僕はseiho氏のトラウマをリメンバーしたが石毛さんは違った。きちんと会話してくれる人で大安心。石毛さんめちゃいいひとだぞみんな。lovefilm聴こう。

 

そしてアタギさん!

この素晴らしいアートワークのとどめに帯コメントを書いてくれたアタギさん率いるAwesome City Clubのニューアルバムが素晴らしい。Vampireのギンギンに処女性が迸るエモーショナルなリリックも素晴らしいけれど、やっぱりアタギさんの歌がすごすぎるaround the worldがマイベストトラック。いつか一緒にやりたいな。

 

 

報いたい。自分に。応援してくれるみんなに。

たくさんのひとに聴いてほしい。